こうちジョイタイムス1999年7月号

三つの問い

 今、注目されていることと言えば、ノストラダムスの予言(第10巻72番)「1999年、7の月、空に一人の恐怖の大王が現れる。アンゴルモアの大王を蘇らせるために、その前後、軍神は平和に統治しているだろう。」
 1999年、7の月と言えば、今月ではないですか! いったい何が起こると言うのでしょうか? 知りたいと思っておられる方は多いと思います。しかし、すでに、様々な方が議論され、心配無用であることが言われています。
 この月、何か大事件が起こるのでしょうか?聖書によれば、預言されているハルマゲドンの平原での戦いでもないし、キリストの再臨でもありません。(聖書の内容から)ですから、私たちはこの予言を地球の終わりの様には恐れる必要はありません。

 何が知りたいか?と言う、あるアンケートの結果。三つの問いがありました。

□ 三つの問い

1. 生きる意味 
2. 生きる道
3. 本当の愛
 

なぜ、私は生きているのか?

 自分はなぜここに存在しているのか?そして、どこに行こうとしているのか?
 自分は宇宙でただ一人しかいません。自分自身は何物にも変えがたいものですが、そんなふうに考えている自分は、一体どこから来て、どうして存在していて、どこに行こうとしているのか?

何が正しい生きる道?

 いったい、人の正しい生き方とは何だろう?筋の通った一つの生き方があっていいと思うのに、見い出せない、歩めない。何が正しく、どの様な目標を持つべきか? 自分が存在している以上、幸福を感じる、喜びを感じる、充実した納得のいく生き方があるのではないだろうか。

本当の愛とは何か?

 人の生き方の中で最も優れた生き方は”愛深い者として生きること”だろうか。
 貧民の中で慈善の生活をされたマザー・テレサを、誰もが尊敬している。だけど、愛には偽善の臭いがしたり、隠れてされている違法な行為、愛の人と言われながら、愛とはかけ離れた生活をする人もいると思う。

 そして、私は愛の人にはなれない!いったい、本当の愛とは何だろう。また、本当の愛は存在するのか?私はなれるのか?

□ あなたを変える問い

 この様な問いを持たれている方は、自己利益を求めず、真理を求める大変純粋な方でしょう。
 そして、この様な課題を心にもっておられる方こそ、生きる意味を見つけ、生き方を見い出し、本当の愛を知られる方と思います。

「求めよ、そうすれば、与えられるであろう。捜せ、そうすれば、見いだすであろう。門をたたけ、そうすれば、あけてもらえるであろう 」

 ノストラダムスの予言を心配することなど、杞憂なことです。
*古代中国の杞(き)という国に、天地が崩れ落ちたら身の置き所がなくなると心配するあまり、寝ることも食べることもできない人がいたそうです。そこから、取り越し苦労とか無用の心配を杞憂(きゆう)と言われるようになりました。
 私たちは、明日の心配よりも、今の自分の為に心を悩ませる方が良いのです。
なぜなら、そこには答えがあるからです。

□ 聖書の答え(概略)

1. 生きている意味について
この問いの解決は、聖書にあります。聖書の中に、人類のはじまりの記事があり、
「神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された」

 私たちは神様によって、神のかたちに、ご計画を持って創造されました。それ故に、そこに人は生きる意味を見い出せます。

2. 生きる道について
 正しい生き方を聖書の中に見い出すことが出来ます。それは愛です。
「 イエスは言われた、『心をつくし、精神をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ』。これがいちばん大切な、第一のいましめである。第二もこれと同様である、『自分自信を愛するようにあなたの隣人を愛せよ』」

 まず、イエス・キリストを知り、従い、神を愛するようになります。そして、自分自身を正しく愛することを学び、隣人を愛する正しい道を教えられます。

「わたしは道であり、真理であり、命である」 (イエス・キリスト)

3. 本当の愛について
 本当の愛は、人の内にはなく、神から出てくるものです。
「愛は、神から出たものである。・・わたしたちは、神がわたしたちに対して持っておられる愛を知り、かつ信じている。神は愛である」

聖書から、あなたの答えを見い出されて下さい。