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2025年1月5日 説教要旨 神の国を求めて サムエル記下5章 3〜4節「このようにイスラエルの長老たちが皆、ヘブロンにいる王のもとにきたので、ダビデ王はヘブロンで主の前に彼らと契約を結んだ。そして彼らはダビデに油を注いでイスラエルの王とした。ダビデは王となったとき三十歳で、四十年の間、世を治めた。 長い逃亡生活の末に、ダビデはイスラエルの王となります。30歳ヘブロンでユダの王となり、ここでイスラエルの王となり、エルサレムに移り合計40年治めます。主は彼を王とするために、長い訓練を与えましたが、忍耐の必要な苦しみはイエス様ご自身も受けてくださいました。 ピリピ2章8〜9節「おのれを低くして、死に至るまで、しかも十字架の死に至るまで従順であられた。それゆえに、神は彼を高く引き上げ、すべての名にまさる名を彼に賜わった。」 1)王としての訓練 王として民を治めるために、試練とその忍耐の訓練は必要なのです。 ヘブル2章 18節「主ご自身、試錬を受けて苦しまれたからこそ、試錬の中にある者たちを助けることができるのである。」 2)高くされるために必要なのです 「それゆえに、神は彼を高く引き上げ、すべての名にまさる名を彼に賜わった。」 キリストの従順のゆえに、キリストは復活し、天の高い座に着かれました。 主は私たちに従順とその故の忍耐は重要であることを教えています。罪に満ちた私たちにはなおさら、ダビデのように訓練される必要があるのです。その訓練を通して、私たちの心も行動も新しくされていきます。イエス様は言われます。 マタイ16章 24節b「自分を捨て、自分の十字架を負うて、わたしに従ってきなさい。」 実生活に、自分を捨て、他者に仕える歩みを続けることは、忍耐を必要とします。継続するなら、御霊のお働きにより、新らしく主に似たものに変えられていくのです。それは神の国の住民としてふさわしく整えられる恵みです。 ぜひ、心機一転してこの恵みに預かれるよう決心しましょう。 新しい一年が、神の国にふさわしい成長したクリスチャンになれますように。 |
2024年12月1 日説教要旨 災いを恐れない信仰 詩篇34篇7〜9節「主の使は主を恐れる者のまわりに陣をしいて彼らを助けられる。 主の恵みふかきことを味わい知れ、主に寄り頼む人はさいわいである。 主の聖徒よ、主を恐れよ、主を恐れる者には乏しいことがないからである。」 ダビデは油注がれ、主に王として選ばれます。主のご計画が進み、神の霊により与えられた賜物が用いられ、サウルのそばに仕えるようになります。さらに、イスラエル兵が恐れて尻込みする中、ペリシテ軍の巨人ゴリアテの挑戦に発奮し、主の名によって戦い打ち破り、首を切り取るのです。結果、イスラエルは大勝利、ダビデは英雄となり、王となる一歩を踏み出すのです。 ダビデのゴリアテを恐れない勇気はどこからきたのか?彼は人が陥る世の恐れすべてに勝利しています。社会には次の恐れがあります。 1)人を恐れる。彼は絶対的な力を誇示する巨人ゴリアテを恐れませんでした。 2)失敗を恐れる。彼は主の名によって必ず勝利すると失敗を恐れませんでした。 3)死を恐れる。彼は死を恐れることなく戦いました。 彼にはこれらに勝利している信仰心がありました。それが「主を恐れる」こと。私たちはこの信仰を主に教えていただきたいのです。 詩篇34篇 11節「子らよ、来てわたしに聞け、わたしは主を恐るべきことをあなたがたに教えよう。」 「主を恐れる」とはどういうことでしょうか? 世の恐れが人の心に入った始まりは、アダムとエバからです。 創世記3章 10節「彼は答えた、「園の中であなたの歩まれる音を聞き、わたしは裸だったので、恐れて身を隠したのです」。」 恐れは罪から始まり、全き信仰を失ったことによります。これが世のものを恐れる始まりで、主を恐れ、敬うことではありません。 主を恐れるとは、神様への畏敬の心です。神の偉大さを認識し、尊敬している従順な心で、その心があるため主の戒めをも喜ぶのです。 正しく主を恐れる時、人は世の恐れから全く解放され、主の戒めを喜び、自発的に従うダビデのような心が与えられます。私たちがさらに一歩信仰の成長を願うとき、それは主をまごころから恐れる心を持つことです。 |